10月を過ぎたのに、30度を超えるなんて、秋はどこへ行ったのか。
まだまだ半袖でOK、冷房だって入れている。
衣替えももう少し先で良さそうね。
先月22日、パリに降り立った時、小寒かった。
朝夕にはもうダウンジャケットがいる感じ。
朝、現地時間の7時ごろに着いて、入国審査などを通って、荷物受け取って、8時前に空港の外に出た。
通常ならパリ市内まで「RER」という電車で行けるらしいけど、あいにくこの日は工事のため、空港までの線がストップ。
ありがたいことに、パリにこの春から転勤になった友人が車で迎えに来てくれることになったが、なんとこの日は、、、
NO CAR DAY(ノー カー デイ)
午前11時以降は、車を運転してはいけない日らしい。
なぜ、電車ストップする日に、車も止めるのか!?
本当に意味不明。
たぶん、たまたま重なったんだろうけど、日程の段取り悪すぎで笑った。
パリに住んでいる人にとっては、日常茶飯事らしいけどね。
9時過ぎには、パリ市内の友人が契約している駐車場に到着。
ノー カー デイの規制には引っかからずにすんで、ほっとした。
友人一家はノートルダム寺院の近くに住んでいるそう。
焼ける前の堂々としたお姿を見たかったな、残念。
開いているカフェで朝食を食べてから、オランジェリー美術館(Musée de l’Orangerie)へ。
地下鉄のコンコルド(Concorde)駅が最寄り駅。
コンコルド広場を歩いて向かう。
途中で「オベリスク」を発見!
エッフェル塔と並べて、パチリ。
現存する30本の古代オベリスクの内の1本が、このコンコルド広場のこれ。
こんな風に突然、古代エジプトのものがパリの広場にバーンと立っていて、不思議な感じだった。
なんか歴史もありがたみも薄いというか、なんでこんな所にあるんだろう?という場違い感。
絵面的に面白いから、まあ、良いか。
オランジュリー美術館は小さな美術館なので、ルーブル美術館やオルセー美術館ほど入場待ちの行列はない。
なので、すぐ近くにある「オルセー美術館とのセット券(18 EUR)」を買うのがお勧め。
オルセー美術館は予約なしだと、かなりの行列に並ばないとチケットが買えないらしい。
でも、オランジェリーでセット券を買っておけば、長い行列に並ばずに入場できるので、楽だった。
オランジェリー単独だと9 EUR、オルセーは14 EURなので、お値段的にもお得!
オランジュリー美術館は、モネの「睡蓮」を展示するために整備された美術館。
円形の部屋にぐるりとモネの「睡蓮」が、展示されている。
とにかく、この「睡蓮」シリーズ。
「睡蓮」しかないと言っても良いかも。
行く前にチェックしたネットのガイドだと、地下2階は、美術商ポール・ギョームのコレクションが展示されていて、マチス、ピカソ、セザンヌ、モディリアーニ、ルノワールなどが見られるとのことだったけど、行った時期が悪かったのか、展示はなかった。
工事中だったのかな?
オランジェリー美術館の後は、マレ地区に移動してランチ。
カタツムリの看板が可愛い。
本場のエスカルゴ。
友人の前菜はイワシ。
私のメインは魚にした。
友人は肉、けっこうボリューミー。
お腹もいっぱいになったところで、いよいよオルセー美術館(Musée d'Orsay)へ。
最寄り駅はRER(パリ近郊鉄道)のC線 オルセー美術館(Gare Musée d’Orsay)駅。
地下鉄(Metro)の場合は、12番線のソルフェリーノ(Solférino)駅が最寄り。
オルセー美術館は、ルーヴル美術館と並んで芸術の都パリを代表する美術館。
なので、チケット売り場に長い列ができて混雑している。
私たちはオランジェリーとのセット券を買っていたので、わりとスムーズに入場できた。
オルセー美術館だけ行く場合は、ネットでチケットを事前購入しておくと、同じく優先入場の列から入場できますよ。
このオルセー美術館には、原則として1848年の2月革命から、1914年の第一次世界大戦開戦までの期間の美術品が展示されているそう。
ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、ルノアール、モネ、マネ、ドガ、ドラクロア、ルソーなど印象派、写実主義、象徴主義、アカデミズムの傑作が目白押し!
ゴッホの自画像。まだ耳がある頃。
これキレイで好きだった。
ルノワール
ロダン
とにかく、有名どころの作品がたくさん。
見所がありすぎて、頭がくらくらするほどだ。
ちょっと急ぎめで回ったけど、2時間はかかったかな。
たくさんの偉大な作家たちの作品を見て、さらにたくさん歩いたので、疲れた。
この日はこの後、宿に戻って少し休憩して、適当なお店で少しの食事とお酒を取り、終了。
追記、パリ1日目の夜は、コンビニとかないので、水を買い求めるのに困ったぜ。
スーパーも8時で閉まるのね。
日本の便利さに慣れてると、こういう時びっくりするけど、海外に来たな〜って実感する。
それも旅の醍醐味かも。